
Instagram(インスタグラム)運用においてエンゲージメント率を高めるには、ユーザーのニーズにマッチした「役立つコンテンツ」の投稿が必要不可欠です!
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)で求められているコンテンツとはどのようなものなのか、解説していきます。インスタ運用担当の方は、ぜひ参考にしてみてください。
Instagram(インスタグラム)で求められているのは「役立つコンテンツ」
日本でインスタが普及し始めたころは、主に「映えるコンテンツ」が求められていました。しかし、現在は「役立つコンテンツ」が求められるようになっています。
現に、フォローしているユーザーの近況チェックや暇つぶしのためだけでなく、トレンドを知るため・趣味のため・商品やイベントの情報を知るためにインスタを使っている人は多いのが現状です。
その理由は、「GoogleやYahoo!をはじめとする検索エンジンで調べるよりも、インスタのハッシュタグ検索をしたほうが素早く求めている情報を得られる」という認識が広がり、インスタのメディアとしての在り方が変わってきているからです。
この背景から、今はユーザーのニーズに合っている「役立つコンテンツ」が求められるようになっているといえます。
ユーザーのニーズを知るにはどうすればよい?具体的な4つの方法
では、ユーザーのニーズはどのように把握すればよいのでしょうか? 以下で具体的な方法を4つご紹介します。
アンケートを実施する
まず、おすすめしたいのが「アンケートの実施」です。仮説を設定した後、ユーザーに対して質問したり選択肢を選んでもらったりすることで、その仮説が正しいかどうかを判断できます。つまり、自社が想像している「ユーザーのニーズ」が合っているかを確認できるのです!

インスタアンケートを実施する場合は、ストーリーズを活用するのがおすすめです。
ストーリーズには、質問やクイズ、アンケートなど、さまざまなスタンプが用意されています。これらを活用すれば、誰でも簡単にアンケートを取ることが可能です。
たとえば、まさにアンケートを実施する上でぴったりな「アンケートスタンプ」を使えば、質問に対してユーザーに指定の回答で答えてもらうことができます。
仮に、コスメブランドのインスタでアンケートスタンプを使う場合は、質問内容を「マスカラとアイライナー、どっちの使い方が知りたい?」などにするとよいでしょう。そうすることで、ユーザーが今マスカラとアイライナーのどちらに興味を持っているのか、比較的容易に確認できるため、ニーズを把握しやすくなります!
ユーザーにインタビューをする
アンケートだけだとニーズを深く把握できない場合は、ユーザーにインタビューするのも一案です。
たとえば、フォーカスグループインタビューをしてみるのはどうでしょうか?
フォーカスグループインタビューとは、異なる属性のユーザーを集めて行う座談会形式のインタビューのことです。特定のテーマについて話をする中で、モデレーター(インタビュアー)が参加者に商品やサービスに対する意見をヒアリングします。これにより、ユーザーの商品やサービスに対する評価を知ることができるほか、潜在的なニーズも把握することができるのです!
アンケートだけではわからない、ユーザーのリアルな声が聞けるため、より深くニーズを知ることができるでしょう。
なお、フォーカスグループインタビューについては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください!
フォーカスグループインタビューとは?消費者のニーズを理解して効果的なSNS運用を実現しよう
コンテンツでABテストを行う
ABテストとは、一部の要素を変更した「A」と「B」2つのパターンを用意し、それぞれに対するユーザーの反応を比較する手法のことです。これをフィード投稿やストーリーズ、リールなどで実際に試すことで、ユーザーに好かれる(求められる)コンテンツがどのようなものなのか、比較的容易に確認することができます。
ABテストでは、「A」と「B」2つのパターンの分析を同時に行うことができます。これにより「検証時期が異なることで外的要因による影響も変わり、正確なデータを取れなかった」という心配がなくなるため、効率よくユーザーのニーズを把握することが可能です。
ユーザーの行動を観察する
「ユーザーはどのような投稿にいいね!・コメントをしているのか」「どのような投稿を保存しているのか」など、ユーザーの行動を観察するのもおすすめの方法です。ユーザーがリアクションする投稿には共通点がある場合が多いため、そこからニーズを読み取れる場合があります。
ユーザーの行動を観察するにあたってポイントとなるのは、「自社アカウントのターゲット像にマッチしたユーザーを選ぶこと」です! ターゲットユーザーのニーズを読み取ることができれば、ターゲットが求めているコンテンツを投稿できるようになるため、自社アカウントのエンゲージメント向上が期待できるでしょう。
ユーザーのニーズに応えられるコンテンツを投稿しよう
Instagram(インスタグラム)運用において、投稿を広くリーチしたり、エンゲージメント率を高めたりするには、ユーザーのニーズに応えられるコンテンツの投稿が必要不可欠です!
これを実現するには、まずユーザーのニーズを知る必要があるため、今回ご紹介した4つの方法でぜひ調査してみてくださいね。
なお、自社の投稿がユーザーのニーズにマッチしているかを確認する際は、インスタ専門運用システムを利用するのがおすすめです。

インスタ専門運用システム「Slooooth」なら、アカウントやフィード投稿はもちろん、ストーリーズのデータも簡単に確認することができます。そのため、たとえば調査で把握したユーザーのニーズをもとにインスタ運用を見直した場合に、その成果が現れているかを一目で確認できます!
効率的にインスタ運用の最適化を図ることができるので、Sloooothの導入もぜひ検討してみてください。