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みなさんは、Instagram(インスタグラム)を運用する中で「ノート」を使っていますか?
中には「個人アカウント向けの機能」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実はビジネスアカウントでも便利に活用できるんです!
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)の機能のひとつ「ノート」にフォーカスし、その概要から企業こそ利用すべき理由までご紹介します。インスタ運用担当の方は、ぜひご覧ください!
状況や気持ちを気軽にシェア!「ノート」とは

ノートは、2023年1月30日(米国時間)に日本で導入された機能です。DM(ダイレクトメッセージ)の画面に表示される自らのアイコンに、最大60文字のテキストを24時間残すことができます。「今どのような状況なのか」「今どのような気持ちなのか」を簡単に共有できる点が特徴です。
ノートは、自分(自社)のアカウントがフォローバックしているフォロワー、または親しい友達リストに登録しているアカウントに向けて残すことができます。共有範囲を設定すれば、公開アカウントをさらに絞ることも可能です。ちなみに、ノートを残しても相手に通知がいくことはありません。
ノートを残す方法は、以下のとおりです。

1.DMを開き、受信箱の一番上にある自分(自社)のアイコンをタップする
2.シェアしたいことを60文字以内で入力する(60文字には絵文字も含む)
3.「フォローバックしているフォロワー」または「親しい友達」から共有範囲を選ぶ
4.右上の「シェアする」をタップして完了
企業もノートを利用すべき!その理由とおすすめの使い方

「ノートは個人アカウント向けの機能」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、そんなことはありません! ビジネスアカウントでも効果的に利用できます。
企業にノートがおすすめの理由
ノートは、metaの「文字だけの手軽なフォーマットにすることで、利用者が友達やフォロワーと気軽につながる新しい方法を作ろう」という想いから誕生した機能です。つまり、ノートの利用はフォロワーとコミュニケーションを取るきっかけになり得るということです!
繰り返しになりますが、ノートは自分(自社)のアカウントがフォローバックしているフォロワー、または親しい友達リストに登録しているアカウントに対してのみ残すことができます。
ビジネスアカウントの場合は、「自分(自社)のアカウントがフォローバックしているフォロワー」に対してノートを利用するケースが多くなることが予想されますが、フォロワーは基本的に自社に興味を持っているアカウントです。そのため、仮にノートで自社に対する意見を募れば、親身な回答を得られる可能性があります。
このように、ノートは企業と消費者のコミュニケーションを活性化するだけでなく、使い方次第では自社にとって有益な情報を得られる便利な機能です。そのため、企業こそ利用すべきといえるでしょう!
企業におすすめしたいノートの使い方
では、企業はどのようにノートを利用するとよいのでしょうか?
宣伝に利用する
まず、「◯◯キャンペーン実施中!」「SUMMER SALE 開催中」などの宣伝に利用するのがおすすめです。ストーリーズやフィード投稿の場合、シェアしてもほかの投稿に埋もれてしまう可能性がありますが、ノートならDMの画面を開いてさえもらえば、より効率的にフォロワーに宣伝できます!
告知に利用する
「△月△日から◯◯キャンペーンを実施!」「◯◯発売まであと△日」などの告知に利用するのも効果的です。宣伝に利用する場合と同じ理由で、効率よくフォロワーにアプローチできます。
【注意】DMを開いてもらう必要がある
フォロワーにノートを見てもらうには、DMを開いてもらう必要があります。
Z世代をはじめとする若い世代は、LINEとあわせてインスタのDMをコミュニケーションツールとして使用していることが多いため、そうした世代をターゲットとしているアカウントの場合は「DMを開いてもらうための施策」は不要かもしれません。
しかし、それ以外の世代にはDMを使ったコミュニケーションはあまり定着していません。そのため、ストーリーズやフィード投稿に「ノートも見てね」「ノートでも情報発信中!」などのメッセージを添えて、DMに誘導するとよいでしょう。
ビジネスアカウントでも「ノート」を活用しよう!
「ノートは個人アカウント向けの機能」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、使い方次第では企業も有効活用できます! 今回ご紹介した使い方を参考に、ぜひInstagram(インスタグラム)の運用に取り入れてみてくださいね。