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企業がInstagram(インスタグラム)を運用する主な目的は「売上アップ」です。単に趣味の一環として利用するわけではないので、成果につながるよう計画的に運用する必要があります。
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)運用を売上に貢献するためのポイントをご紹介します! これからインスタ運用に着手するSNS担当の方は、ぜひ参考にしてみてください。
Instagram(インスタグラム)運用を始める前に確認すべきこと
インスタの運用を始める前に、まずは以下の項目を確認しましょう。
どのような人をターゲットにするか
インスタ運用を売上アップにつなげるには、まず「どのような人にアプローチするか」というターゲットを明確にする必要があります。具体的には、年齢や性別、職業、趣味・嗜好などを決めます。これにより情報発信の軸が定まるため、ターゲットが求めるコンテンツを投稿できるようになり、フォロワーの増加、ひいては売上アップにつながりやすくなります。
アカウントのテーマ・世界観はどうするか
ターゲットが決まったら、次にアカウントのテーマ・世界観を決めましょう。具体的には、「どのような雰囲気(ポップ・シック・エレガントなど)にするか」「どのような付加価値をつけるか(有益性・エンタメ性など)」などを明確にしていきます。
アカウントのテーマ・世界観が統一されている場合、そのテーマ・世界観が好きなユーザーがフォローしてくれる可能性が高まります。プロフィールを表示したユーザーをひとりでも多くフォロワーにするためにも、統一性のあるアカウントに仕上げましょう!
Instagram(インスタグラム)運用で心掛けるべき5つのこと
売上に貢献できるようなインスタ運用にするには、以下の5つを心掛ける必要があります。
1.フォローされるまでの流れを考慮して運用する
インスタでユーザーにフォローされるまでの流れは、基本的に以下のようになっています。
1.検索(ハッシュタグ検索も含む)からユーザーが投稿を発見
2.投稿に興味を持ったユーザーがプロフィールを訪問・閲覧
3.プロフィールやこれまでの投稿を確認し、より興味を持ったらアカウントをフォロー
この流れの中で運用側が注力すべきことは、「検索結果に自分たちの投稿を表示させること(リーチ数)」「ユーザーをプロフィールへ誘導すること(プロフィールへの訪問数)」「ユーザーにアカウントをフォローしてもらうこと(フォロワー数)」の3つです。
それぞれに指標があるので、それをこまめに確認・分析して最大化すればフォロワーの増加・売上アップにつながると考えられます。
2.フィード投稿のハッシュタグを最適化する
先ほどご紹介した運用側が注力すべきことのひとつ、「検索結果に自分たちの投稿を表示させること」を実現させるには、ハッシュタグを最適化する必要があります。具体的には、ボリュームを目安にビッグ・ミドル・スモールのハッシュタグをバランスよくつけることが大切です!

ビッグハッシュタグには、たとえば「#◯◯が好きな人と繋がりたい」があります。投稿内容に関連した「#◯◯が好きな人と繋がりたい」のハッシュタグがあれば積極的につけることで、ハッシュタグ検索からの流入が大いに期待できます。
あわせて、商材やカテゴリーのミドルハッシュタグ、社名や商品名のスモールハッシュタグもつけることで、競合コンテンツに埋もれることなくエンゲージメントを高めることができます。
3.ストーリーズを活用する
インスタ運用を売上アップにつなげるには、ストーリーズも活用することが大切です。
ストーリーズは全画面に表示されるため、大きなインパクトと高い没入感があり、ブランドの魅力を視覚的にアピールしやすくなっています。また、任意でURLを貼ることもできるため、自社のWebサイトやECサイトへ誘導しやすいのも特徴です。
さらに、ストーリーズを見たユーザーは絵文字でリアクションしたりダイレクトにDMを送れたりするため、コミュニケーションが生まれやすいという一面もあります。
これらの点から、売上に貢献するためインスタを運用するのであれば、フィード投稿とあわせてストーリーズも活用するのがおすすめです!
4.リールを活用する
フィード投稿・ストーリーズとあわせてリールも活用すると、より効果的な運用を実現できます。
ショートムービーの代表格・TikTokの人気により、インスタのリールをすきま時間に見るユーザーが増えています。また、リールはリールタブのほか発見タブでも表示されるため、フォロワー以外のユーザーにも見てもらえる可能性が高いのが特徴です。さらに、リールの場合はプロフィールにアクセスせずともアカウントをフォローすることができます。
これらの点から、リールはフォロワーではないユーザーと接点を持つきっかけとなるコンテンツであり、積極的に投稿すればリーチの拡大に貢献できる可能性があるといえます! そのため、リールもどんどん活用していくのがおすすめです。
5.こまめにアカウントを分析する

インスタ運用で売上アップを図るなら、アカウントをこまめに分析して計画的に運用することも大切です。アカウントに関する情報(フォロワーの増減やプロフィールへの訪問数など)は、インスタに標準装備されている分析ツール「Instagramインサイト」で確認できるため、積極的に活用するようにしましょう。
なお、Instagramインサイトで確認できるデータの詳細やその見方については、以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください!
Instagram(インスタグラム)のインサイトって?確認できるデータとその見方を押さえよう
インサイトとあわせて分析ツールを活用するのもおすすめ
Instagramインサイトも便利ですが、あわせて外部の分析ツールを活用するのもおすすめです。アカウントの状況や傾向、投稿に対するユーザーの反応などを確認できるだけでなく、ツールによっては分析期間を自由に設定したりレポートを簡単に作成したりすることもできるため、より詳細な分析を行えます。
たとえば、インスタ専門運用システム「Slooooth」の場合は、過去のデータを保有し続けるのでアカウント・投稿の状況を去年のデータと比較しながら分析することができます。
また、1クリックしたあと5分待つだけでレポートを作成できます! レポート作成に長い時間をかける必要がないため、浮いた時間をコア業務にあてることが可能です。
さらに、Sloooothは予約投稿にも対応しています。「20:00に投稿するためだけにオフィスに残る」なんてことがなくなるほか、休日の投稿もスムーズに行えるため、ストレスなくインスタ運用を続けられるでしょう!
もし外部の分析ツールを導入するのであれば、ぜひSloooothの利用をご検討ください。
ポイントを押さえて売上につながるInstagram(インスタグラム)運用をしよう
Instagram(インスタグラム)運用を売上につなげるには、運用側として注力すべきことを把握し、実践することが大切です。それとあわせて、アカウント・投稿をこまめに分析し最適化していくことも欠かせません。単に運用するだけでは売上につながらないどころか、フォロワーも増えない可能性があるので、今回ご紹介したポイントは必ず押さえておきましょう!