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Instagram(インスタグラム)は、国内で定番のソーシャルメディア(SNS)と言っても過言ではありません。というのもMetaが公式発表した情報によると、2019年3月時点においてInstagram(以下 インスタ)の国内月間利用者数は3,300万を突破! これは、何とLINE(7,700万)・Twitter(4,500万)に次いで第3位です。
LINEはメールに代わる連絡手段として確固たる地位を確立し、Twitterは即時性と拡散力の高さから情報収集・発信のツールとして支持されています。そしてインスタは、写真を通して独自の世界観を作り出すSNSであるとともに、昨今は「ハッシュタグ検索」が一般的になったことから、情報収集のツールとしても活用されています。
LINE・Twitterに次いで定番化しているだけでなく、情報収集に欠かせないSNSになっているからこそ、インスタは今の時代に必要不可欠!
見るだけの利用ももちろんよいですが、もしアカウントをまだ持っていないのであれば、これから作成することをおすすめします。……とはいっても、なかなか気が進まない方もいますよね?
そこで今回は、インスタを見るだけの場合の利用方法とあわせて、アカウントを作成すべき理由をアカウントの種類別にご紹介します。記事を読み終わったころには、きっとアカウントを作成したくなっているでしょう!
Instagram(インスタグラム)は見るだけの利用も可能
インスタに対して「投稿が必須」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、そのようなことはありません。見るだけの利用も、もちろん可能です!
ただし、インスタにログインするか否かで見れる範囲や使い勝手が大きく変わります。
インスタにログインすれば、すべての機能が使用可能。また、フィード投稿はもちろん、ストーリーズやリール、ライブ配信も見ることができます。
一方でログインしない場合は、基本的にフィード投稿しか見れません。また、詳細を見ようとするとログインを促す画面が表示されるため、一部しか見れなくなっています。さらに、お気に入りの投稿に対していいね!やコメントをすることもできません。
このように、ログインするか否かでできることが異なるため、見るだけの利用であってもアカウントを作成しログインしたほうがよいといえます。
やっぱりアカウントがあると便利!その理由とは
インスタを見るだけで利用する場合は、「見れる範囲が広く使い勝手がよい」という理由からアカウントを作成したほうがよいといえます。
このほかにも、アカウントがあるとよい理由はいくつかあります。
ビジネスアカウント:認知を広げられるから
「業界・業種によって、インスタの向き不向きは異なる」というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。結論から言うと、インスタに向いていない業界・業種はありません! そのため、どの業界・業種であってもアカウントを作成することをおすすめします。

たとえば、こちらはソフトバンクの公式アカウントの投稿です。「#ここでもつながるソフトバンク」というブランドハッシュタグと日本各地の絶景写真を組み合わせて、自社端末がどのような場所でも滞りなくつながることをアピールしています。
ソフトバンクのような通信会社は、インスタには不向きだと思われがち。しかし、使い方次第では上手に活用することができるのです!
実際にソフトバンクは、自社の訴求ポイントとインスタ映えする写真を発信し続けて、2.9万人ものフォロワーを獲得しています。
なお、ビジネスアカウントに関しては課金広告を出稿することも可能。インスタでの露出度を高められるほか、自社の存在をユーザーの記憶に残すこともできるので「業界・業種=自社企業」と認知されやすくなりますよ!
クリエイターアカウント:新しい仕事につながりやすいから
クリエイターアカウントとはその名のとおり、クリエイターやインフルエンサー向けのアカウント。ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんをはじめ、たくさんのクリエイターの方々が活用しています。

右:@amitwinsworld
そんなクリエイターアカウントには、「新しい仕事につながりやすい」というメリットがあります。というのも、クリエイターアカウントであればプロフィールに自分のカテゴリラベル(職業)と連絡先を表示できるのです(※非表示にすることも可能)。
繰り返しになりますが、インスタは月間で3,300万人ものユーザーがアクティブに活用しています。そのため、アカウントを作成して自分の活動内容を発信すれば、それがたくさんのユーザーの目にとまり、そこから仕事につながる可能性があるのです!
このほかにも、DMの受信箱フォルダを使い分けることができたり、フォロワーの増減や属性を確認できる「インサイト機能」が備わっていたりと、メリットはたくさんあります。「自分の活動を発信したい」「仕事につながるきっかけを作りたい」という方は、インスタでクリエイターアカウントを作成してみてはいかがでしょうか?
個人用アカウント(その1):名刺代わりになるから
SNSは娯楽となる一方で、ビジネスでは名刺代わりとして役立てることもできます。実際に、facebookでビジネスの関係者とつながっている方は多いのではないでしょうか?
そう考えると「じゃあ、インスタじゃなくてfacebookでいいじゃん!」と思うかもしれませんが、次世代を担う若年層の多くはfacebookをアクティブに利用していません。
この点から、名刺代わりにするのであればfacebookではなくインスタの個人用アカウントがぴったりだといえます。
SNSで新卒採用サイトの開設をお知らせしたり、会社説明会の告知をしたりと、若年層へのアプローチを目的としているなら尚更です。ほとんどの若者はfacebookを使っていないので、インスタに切り替えて情報発信することをおすすめします!
個人用アカウント(その2):さまざまな楽しみ方ができるから
「インスタは写真を投稿するだけのSNS」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際にはそのようなことはありません!
使い方・楽しみ方は幅広く、たとえば自分の作品を発信したり、同じ趣味を持つユーザーとコミュニケーションを取ったりできます。
つまり、インスタの使い方・楽しみ方は人それぞれで「こうじゃないとダメ!」という決まりは一切ないということ。最初は目的がなくても、アカウントを作成すればそのうち自分なりの楽しみ方が見えてくるので、まずは始めてみることをおすすめします!

たとえば、おじいちゃん・おばあちゃんがアカウントを作るのも素敵です。「娘の家族が海外移住をしていて孫になかなか会えない」という場合でも、娘のアカウントをフォローすれば、インスタを通していつでもどこでも孫の様子を確認できます。また、娘のママ友をフォローすれば、孫の友達を知ることもできますし、いつもとは違った孫の表情を見られるかもしれません。
このほか、情報収集のためだけにアカウントを作るのも◎。ハッシュタグ検索を活用すればユーザーのリアルな投稿を確認できるので、きっと参考になるでしょう。
もちろん、好きな芸能人をフォローするのもおすすめ! プライベートを覗き見できるほか、運がよければストーリーズでコミュニケーションを取れちゃう可能性もあります。
このように、インスタの使い方・楽しみ方はたくさんあります。そのため「若者向けだから……」と遠慮したり、「使う目的がないから」と決めつけたりせずに、まずはアカウントを作成してみましょう! そうすれば、そのうち自分ならではの使い方・楽しみ方が見つかるはずです。
Instagram(インスタグラム)は誰でも自由に楽しめるSNS!
Instagram(インスタグラム)は国内で定番のSNSであり、若年層を中心にたくさんの人がアクティブに活用しています。だからこそ、ビジネスにつながる可能性もありますし、若者と交流することもできます。また、使い方・楽しみ方は千差万別なので、ビジネス・個人を問わず、有意義に活用できます。まだインスタのアカウントを持っていない方は、この機会にぜひ作成してみてください!