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昨今の情勢により、Instagram(以下 インスタ)やTikTok、YouTubeなどのSNSで動画を楽しむ方は増えています。なぜなら、おうち時間が増えたと同時に、TikTokやYouTubeを始めた有名人・芸能人が大勢いるためです!
たとえば、東京都知事の小池百合子氏は、TikTokの東京都公式動画チャンネル「東京動画」にて、新型コロナウイルスに関する情報をライブ配信にて毎日発信。ほかにもクイズやドキュメンタリーなど、さまざまな内容の動画を公開しています。どの動画も多くのいいね!が寄せられており、その様子から注目度の高さが伺えます。
YouTubeでも、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」で話題を集めた佐藤健さん、インスタも大人気の渡辺直美さんなど、豪華芸能人が続々とアカウントを開設しています。
また、インスタがIGTV広告のテストを開始したり、2020年3月より5Gサービスがスタートしたりと、動画投稿に関連する環境が整いつつあります。
さらに、今やアプリやソフトを使って誰でも簡単に動画を編集できる時代。あっという間にハイクオリティな動画を作ることができます。
こうした状況から、インスタをはじめとするSNSを運用するにあたり、動画はもっとも注力すべきコンテンツだといえます。自ら撮影し編集して「見られる動画」を作り、ユーザーに届けることこそが、自分自身ひいては企業のマーケティングにつながるのです!
そこで今回は、見られる動画を作るうえで欠かせない動画編集アプリを3つご紹介します。初心者向け・中級者向け・上級者向けと分けているので、自分に合ったものをぜひ活用してみてください♪
無料なのに編集の幅が広い!初心者向け動画編集アプリ「VivaVideo」
「VivaVideo」は、動画編集未経験の方でも簡単に操作できる動画編集アプリです。エフェクトを追加したり、BGMをつけたり、テキストを追加したりといった基本的な機能が充実しているので、これひとつでハイクオリティな動画に仕上げることができます。

VivaVideoのおすすめポイント
VivaVideoには「自動編集機能」が備わっています。これは、素材を用意しテーマを決めるだけで、自動的にフィルターやBGMを追加してくれるというもの。トランジションやアニメーションもばっちり反映されるので、完成度の高い仕上がりになります。
「動画編集に自信がない」「はじめて動画編集をするからうまくできるか不安」という方は、まず自動編集機能から活用してみるとよいかもしれません♪

このほか、VivaVideoには「動画を各SNSの投稿サイズに変更できる」という便利な機能もあります。画面のアスペクト比をもとにサイズを変更できるのはもちろん、インスタ、TikTok、YouTube、いずれかのアイコンが表示されたものを選べば、それぞれのSNSに適したサイズに変更可能。わざわざ自分でアスペクト比を調べる必要がなく、ワンタッチで操作できるので、動画編集に慣れていない方も安心です!
Appleユーザーならコレ!中級者向け動画編集アプリ「iMovie」
「iMovie」は、iphoneやMacBookなどのApple製品に既存で備わっている動画編集アプリです。VivaVideoと同じく、動画編集に欠かせない基本的な機能が充実しているほか、Apple製品ならではの魅力も兼ね備えているのが特徴。うまく活用すれば「何度も見たくなる動画」に仕上げることができます。

iMovieのおすすめポイント

iMovieでは、世界的な映画音楽の作曲家が手がけたオリジナルの楽曲を使用できます。「ポップ」「愉快」「センチメンタル」「レトロ」などとカテゴリが分かれているので、動画のイメージに合った楽曲を選びやすくなっています。このほか「サウンドエフェクト」と呼ばれる効果音も充実しているので、動画にアクセントを取り入れることも可能です。
「BGMのバリエーションが豊富なアプリを使いたい」という方には、iMovieがぴったりかもしれません!
そして、iMovieはiOS端末を使えばいつでもどこでも操作することができます。iPhoneはもちろん、iPadやiPod touch、MacBookに動画を転送できるので、外出先での動画編集も問題なく行えます。
プロ級の仕上がりに!上級者向け動画編集アプリ「LumaFusion」
「LumaFusion」は、iPhoneやiPadなどのApple製品で使える高機能な動画編集アプリです。シンプルな操作方法であるのにもかかわらず、プロが使用する動画編集ソフト・アプリに勝るとも劣らない機能性が魅力。細部まで細かく編集できるので、より満足できる仕上がりにすることができます。

LumaFusionのおすすめポイント
LumaFusionのおすすめポイントは「動画の書き出しスピードの速さ」。
iPad Pro11(2018)モデルを使って、iPadの動画編集アプリ「iMovie」「Adobe Premiere Rush CC」「LumaFusion」と3種類試した中でも最速の書き出し速度でした。
LumaFusionで7分30秒の動画を書き出してカメラロールに保存するのにかかった時間は7分39秒でした。
Adobe Rush CC とかだとなんか倍くらいかかったイメージ。
引用:iPhoneやiPadで使えるLumaFusionアプリは動画編集が簡単で高機能なアプリだった|ごりゅご.com
気になる書き出し時間ですが、30秒のプロジェクトを4Kとして書き出すのに35秒、1080HDとして書き出した場合は8秒でした。MacBook Pro 2018で書き出すと1分程度かかるので、iPadでのこのスピードが出るのは驚きです。
引用:[LumaFusion] 一つの映像にまとめよう!編集したプロジェクトを書き出す方法|Curioscene
実際に上記のような感想があることから、書き出しスピードは他のソフトやアプリに比べて秀でているといえます。これまで、動画編集における書き出しスピードの遅さに悩んでいたのであれば、この機会にLumaFusionを使ってみるのもよいかもしれません♪
このほか、LumaFusionでは動画の解像度・画質を細かく設定することも可能です。画質を落として容量を小さくしたり、反対に画質を引き上げてクオリティを高めたりと、その時々で動画の質を変更することができます。そのため「動画によって解像度・画質を変えたい」という方にはとくにおすすめです!
動画編集アプリを駆使して“見られる”動画を作ろう
今や動画は、SNS運用に欠かせないコンテンツです。動画編集アプリを駆使して「見られる動画」を作り、自らのアカウントに投稿すれば、ほかの投稿のエンゲージメント向上も期待できます(詳しい内容は「何が”よい”投稿なの?インスタ運用に最適な投稿を導き出す3つの方法」の記事でご紹介しています)。さらには、自分自身ひいては企業のマーケティングにもつながります。
そのため、この機会に改めて動画の内容・クオリティを見直し、フォロワー・オーディエンスの心を掴むコンテンツを発信することを心がけましょう!
なお、SNSに投稿する画像の編集におすすめのアプリは「OVER」です。今回ご紹介した動画編集アプリと合わせて、ぜひ使ってみてください♪